浅田次郎のエンターテイメント作品。
ルイ14世が寵姫のために建てた「王妃の館シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」。倒産寸前の旅行会社が企画した起死回生策とは、「王妃の館」に滞在するパリ10日間149万8000円の「〈光(ポジ)〉ツアー」と、19万8000円の格安「〈影(ネガ)〉ツアー」。ツアーの客室を昼と夜でダブルブッキングするという、綱渡りのような二つのツアーと、17世紀の「王妃の館」にまつわる逸話を交互に進行させて、最後の大団円。
「Place des Vosges」パリにまた行ったら寄ってみよう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
青春・恋愛・家族小説
- 感想投稿日 : 2013年8月10日
- 読了日 : 2013年8月9日
- 本棚登録日 : 2013年8月9日
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