べてるの家の「当事者研究」 (シリーズ ケアをひらく)

  • 医学書院 (2005年2月1日発売)
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感想 : 23
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【人はそれぞれの人生の主役】

「デタラメ」な言葉に満ち溢れている。
注)「デタラメ」とは「常識や既存の考え方に捉われず、より良いものを求めること。
それがとても心地よい。

病気になった「当事者」が
治療や反省ではなく「研究」なのである。
その当事者研究で人との繋がりを得て、幸せそうに生きている。
自分たちの『苦労』の中で生きている。
満員電車に揺られ、会社でお金のだけのために働き、笑顔がない人々よりも、ずっとずっと人間らしい、ずっと良い『苦労』をすることができている。

「幸せ」をお金とか権力に求める人には分からない繋がり。
そんな繋がりを持つ人達が浦河町にいるのだ。世界から羨ましがられているのだ。
そのエネルギーを体験したい。浦河町に行く!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年10月8日
読了日 : 2018年10月8日
本棚登録日 : 2018年10月8日

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