ふたりの探偵の目前にいて、しかも彼らの目に留まらなかった姿なき殺人者とは? 首輪に「われこそは殺されし男の犬なり」というメモが挟まれていた。毛むくじゃらの犬の秘密とは? 奇抜な発想と意外な結末が光る短編10作と、殺人で終身刑になった男の無実を証明すべく奮闘する刑事を描いた名作中編「踊るサンドイッチ」を収録。巨匠の筆が冴え渡る『復讐の女神』改題新訳版!
原題:The shaggy dog and other murders
(1963年)
--- 目次 ---
不吉なことは何も
毛むくじゃらの犬(The Shaggy Dog Murders,1944年)
生命保険と火災保険(Life and Fire,1941年)
ティーカップ騒動(Teacup Trouble,1940年)
よい勲爵士によい夜を(Good Night, Good Knight,1949年)
猛犬に注意(Beware of the Dog,1943年)
さまよえる少年(Little Boy Lost,1941年)
姿なき殺人者(Whistler’s Murder,1946年)
サタン一・五倍(Satan One-and-a-Half,1941年)
象と道化師(Tell’em, Pagliaccio!,1943年)
不吉なことは何も(Nothing Sinister,1942年)
踊るサンドイッチ(The Case of the Dancing Sandwiches,1940年)
収録作原題・初出年
解説/村上貴史
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年3月18日
- 読了日 : 2022年3月24日
- 本棚登録日 : 2022年3月18日
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