総理大臣が「私たち内閣はいわば二軍でありまして、非常時なので一軍と交代します」というようなことを言い出し、一軍の内閣が日本のピンチに立ち向かう。
こういうぐだぐだな展開で始まる話は好きだし共感出来るところもあったけれど、全体のテンションにはついていけなかった。
連続して発生する国際問題に的確に対処していく内閣の手腕と、その内閣の思想がポイントだと思うのだけど、装飾がゴテゴテしていて若干邪魔ではないかという印象。
小説内で面白おかしく書かれている部分に後味の悪いような、心地良くない感覚が残った。
ただラストはちょっと泣きそうになった。
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- 感想投稿日 : 2012年4月18日
- 読了日 : 2012年4月18日
- 本棚登録日 : 2012年4月18日
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