万城目学さんと門井慶喜さんが大阪、京都、神戸、横浜、東京に現存する近代建築を訪れ、その魅力を語り合うという愛にあふれた1冊。
近代建築と言われても何一つ思い浮かばない人間でも楽しめた。
特に建築家の話が面白かったし、『プリンセス・トヨトミ』で名前を知った辰野建築の復習にもなって、小説からまた違う分野に興味が広がったのも嬉しい。
建物の写真がもっと多くても良かったのではないかとは思うものの、万城目さんと門井さんがにこやかにポーズを取っている写真の方がこの本には合っているのかもしれないなという気もする。
それにしても人物索引の最初が「阿久悠」というのが面白い(笑)。
阿久悠の話どこに出てたっけ?なんて思う時があるのだろうか‥
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年1月27日
- 読了日 : 2013年1月27日
- 本棚登録日 : 2013年1月27日
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