古書店『小松堂』の店主、小松さんがとても魅力的。
話し方が好き。
主人公、波子さんと小松さんの会話はとても面白くて可愛くて、2人の表情が目に浮かぶ。
波子さんは苦しい恋と結婚生活のどん詰まりにいる。
小松さんはそんな波子さんの心をほぐして背中を押してくれる。
自己嫌悪で苦しい時、どうにかしたいのにどうすればいいか分からなくて動き出せない時、そんな状況を笑い飛ばしてくれる人がいたら少し救われるかもしれない。
自分を支配しているものなんて大したことないって思わせてくれたら、また動き出せるようになるかもしれない。
小松さんが波子さんの背中を押したように。
誰かの力になりたいと思った時に小松さんと波子さんのことを思い出そう。
疑問がひとつ。
ちょこちょこ出てきた「なんかしゃん」て言葉は、「なんか知らん」の変化形だろうか?
可愛い言い回しなのだけど、意味がよく分からない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月20日
- 読了日 : 2012年8月20日
- 本棚登録日 : 2012年8月20日
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コメント 4件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/21
takanatsuさんのコメント
2012/08/21
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/29
takanatsuさんのコメント
2012/08/29