秘密。: 私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチブックス)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2005年3月1日発売)
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感想 : 223件
表紙の女の子の表情と参加している作家さんと、タイトルに惹かれた本。
1編の長さはどれも短いけど、ドキッとするお話ばかり。
吉田修一さんの「ご不在票」の悲しい秘密。
有栖川有栖さんの「震度四の秘密」では、バレバレな秘密。
小川洋子さんにしか書けない秘密にドキッとする「電話アーティストの甥」。
北村薫さんの描く憧れの先輩の秘密に仰天し、三浦しをんさんの描く秘密の恋にニヤリ。
そして、阿部和重さんの「監視者」の優しい秘密にほろり。
どんな1シーンにもA面とB面がある。
両方を見ることが出来ないのはとても悲しいけど、自分の目に映ることが全てじゃないのは嬉しいことだ。
私はそう思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年3月13日
- 読了日 : 2014年3月13日
- 本棚登録日 : 2014年3月13日
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コメント 4件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/17
takanatsuさんのコメント
2014/04/18
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/05/01
takanatsuさんのコメント
2014/05/02