スナック菓子は「超ソフトドラッグ」である…らしい。
ポテチ依存症の人の話は全くの他人事として読み進めていたけれど、だんだん依存症全体や食習慣の変容、味覚破壊の話に進むにつれて関係ないじゃ済まされなくなってきた。
いやぁ…怖い。
スナック菓子よりも清涼飲料水の問題が私には身近。
あと、牛乳と乳ガンの話に驚愕した。牛乳ダメなの?
依存症を引き起こす「ソフトドラッグ」、「超ソフトドラッグ」について、「食べる害より、責める害の方が大きい」という指摘には大きく頷いた。
何かに依存してしまうことへの恐怖は確実にあって、自分を縛る諸々から逃れようと意識してきたけれど、ある程度の依存はあって当たり前なのかもしれない。
それを肯定するわけではないけれど、自分を責めて新たなストレスを抱え込むことの方がリスキーなのだというのは納得出来る話だった。
私は何に依存しているのか、目を逸らさず認めて上手なつきあい方を見つけた方がいいのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年2月2日
- 読了日 : 2012年2月2日
- 本棚登録日 : 2012年2月2日
みんなの感想をみる