初めての股旅物です
音次郎はちょっといい子過ぎます。
山本さんの小説はどれもこれも安心して読めるくらい、主人公が品行方正で順風満帆に歩みます。それはそれで水戸黄門のTVを見ているようでいいのだが、小説としては刺激が無い。
でも、ラストの音次郎の母の気持ちの描写はなかなかよかったし、時々日本語の語彙の豊富さを感じさせる短い言葉があったりしてハッとさせられる。
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2007年12月22日
- 本棚登録日 : 2007年12月22日
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