ヤマト編と異形編の火の鳥の性格が違っている。1、2巻の火の鳥のタイプとも違っている。ヤマト編は人懐っこくて親切。異形編は結構、酷だ。異形編の因果応報は子供のころ読むと「業」という恐ろしさを感じたが、大人になって改めて読んでみると、少し、何となく引っかかるのは、子供心が失われたということなのか。30年閉じ込められ、妖怪たちを治療し続けてもなかなかの償いだと思う。輪廻がもたらす不可思議な物語。妙に心に残る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2020年3月25日
- 読了日 : 2020年3月25日
- 本棚登録日 : 2017年7月18日
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