大正から昭和にかけて活躍した運動家、賀川豊彦の妻、ハルが主人公。賀川は共済組合運動、労働運動などを展開し、関東大震災では現地で救援活動を行った。大正時代に出した自伝はベストセラーに。事業でえた資金はすべて救済に使ってしまう。そうした夫に出会うまでの少女期と出合ってからの20~30年を描いている。ほとんど知られていないハルを小説で肉付けしてリアルに描いた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2023年1月25日
- 読了日 : 2023年1月25日
- 本棚登録日 : 2023年1月25日
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