本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身V」 (TOブックスラノベ)

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  • TOブックス (2021年4月10日発売)
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感想 : 11
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(2021/76)待望の26巻は、ローゼマインが更に王族との関係で深みにハマる。中央神殿の狂信的な目を見せる神官長も、ますます不穏な空気を見せるし。エーレンフェストは王族からの理不尽な要請に振り回される。しかし、次期ツェント候補の第一王子ジギスヴァルトはまあ駄目だな、あれは。。脇役視点のプロローグやエピローグ、短編が結構重要なのもこれまで通りで、隅から隅まで読み零せない。待ち侘びた発売日に一気読みし、もう夏頃刊行予定の27巻が待ち遠しい。
(2022/159)領主会議中に貴族院図書館でグルトリスハイト探しをする王族のお手伝いをしていたら、自分がグルトリスハイトに一番近い位置になってしまったローゼマイン。エーレンフェストから引き離される要因となって、王族に取り込まれるための包囲網が出来上がってしまう。基本、女性の方が優秀だという印象が強いこの世界だけど(フェルディナンドは特殊過ぎる)、王族もどうもご多分に漏れないようで。今の王様は相当出来た人な感じがするんだけどな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分_小説
感想投稿日 : 2021年4月11日
読了日 : 2021年4月11日
本棚登録日 : 2021年4月10日

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