僕と彼女のゲーム戦争 (3) (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2012年5月10日発売)
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本棚登録 : 224
感想 : 13
3

岸嶺は後何回女生徒の着替え姿を見たら満足なんだい?こうして毎回堂々と見てしまうのは何かの因果が作用しているのか。ただ、敢えてその中での違いが有るとすれば杉鹿と鷹三津の二人は見られた事を知っているけれど、天道は全く知らない点は異なる。本作の描かれ方としては天道がメインヒロインのようだけど、その差異が今後のフラグ立てにおいて何か影響してきたりするのかな?

前回がFPSだけだった反動か今回はスマブラのように多くのキャラクターが入り乱れて乱闘するガーディアンヒーローズに始まり、ファミリーフィッシング、エースコンバットとジャンル豊かなラインナップ。
ガーディアンヒーローズやエースコンバットはゲーム勝負として成立しているため、それらの描写には非常に楽しませてもらった。こうして様々な競争や戦術と共にゲームを活き活きとプレイする姿を見せられると、こちらとしても実際にプレイしたくなる相変わらずの描写は流石。
それにしても勝負が絡んでいないからとはいえ、釣りゲームをラノベで描いたのは色々な意味で意外。……せっかくのお色気展開をトランス状態で回避した岸嶺も残念な意味で意外だったが。というか普段は仮部員であるためゲーム勝負に関わらない仁井谷が参加していたのだから、仁井谷の描写を増やして欲しかったな

遂にライバルチーム登場。それが天道達と同じように女子校の部活チームだった点は何ともラノベらしい。今回は中間試験前だっということで部員の揃いやらが悪かったのは顔見せ的な意味合いが強かったのだろうか。どうやら次巻の格ゲーこそが本番のようだけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2017年8月22日
読了日 : 2015年7月6日
本棚登録日 : 2014年12月28日

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