この巻では生徒会の新たな刺客、綾部麗人が登場。生徒会が雅大好き集団で構成される中、綾部だけが雅を嫌い生徒会から離れたがっているというのは異質に映る
また、これまでは戦闘面について真冬が最強格であり鷹臣が特別枠みたいな扱いになっていたため、校内・校外の不良は誰も真冬に敵わなかった。けれど、綾部だけは風紀部を一瞥しただけで真冬が最も強いと看破し、旧校舎での戦いでは真冬を圧倒してしまう
まさか真冬に勝てる人間が鷹臣以外で居るとは思わなかったよ
その敗北は真冬にとっても衝撃的だったようで自分の傷を厚着して隠してしまうし、綾部に遭遇すれば震えてしまうというらしくない言動が見られるほど
一種のスランプと呼べる状態だけど、それを回復させたのは鷹臣か。やはりなんだかんだ言っても鷹臣は黒崎真冬という人間を支える存在になっているんだろうなぁ
それにしても「強くなれ真冬」って言ったのは誰なんだろう?まさか真冬の少女時代に関わっている人間が鷹臣以外にも居るのかな?
そして恐れを克服し綾部との再戦に燃える真冬が取った行動が……。少し前まで震えていたと思ったら、何で一緒にお弁当を食べる仲になっているんですかね?本当に真冬の行動って極端に一直線で面白い
最後には綾部に勝つのではなく仲良くなった真冬。こういった行動の方が真冬らしいと感じてしまうな
そういや本編の方でちょろっと寒川港が登場したけど、顔は描かれず。あくまでも番外編のキャラクターという扱いなんだろうか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2019年1月13日
- 読了日 : 2019年1月12日
- 本棚登録日 : 2018年12月20日
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