徐々に明かされるストーリーと魅力的な登場人物が素晴らしい。
「リュウマ」の活躍を通じ、物語は真相に近づいていきますが、この作品、固有の名前というものがとことん排除されているように感じます。個人の思いは次なる世代に受け継がれ、世界は広くつながっていく…
このような壮大なストーリーが1シリーズでまとまっているのは、見事というほかありません。
登場人物も、宮下裕樹先生の魅力的な筆致で描かれ、中盤以降に出てくる「ブシドー」の面々は特に魅力的です。
ぜひ、ご一読ください。
読書状況:読みたい
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2019年7月21日
- 本棚登録日 : 2019年7月8日
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