伴侶の偏差値

著者 :
  • 新潮社 (2014年3月20日発売)
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本棚登録 : 113
感想 : 21
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モデルルーム…ちょっとしたスリル。
錦糸町の彼…結婚を意識するほどギクシャクする。芯の弱さが前途多難なことを予感させる。
田園調布の女友達…大震災で急接近する関係。
ミネストローネスープ…密かな期待は叶わず。
大井町で花見…同時多発する難題が関係を予想外に進展させる。
マイホーム…関係の終わりと始まり。
黒いワンピース…周りが次々と階段を登っていく。
小川町の日々…評価はこの章。ここまでは同情できたがここにきての衝動的な行動には呆れた。いったい今まで何を学んだのかと反感だけが残った。(それが著者の狙いだと思いたい。)
ハッピーウェディング…それでもありきたりな願望に固執して同じ所を堂々巡りする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 恋愛
感想投稿日 : 2016年7月28日
読了日 : 2016年7月27日
本棚登録日 : 2016年7月9日

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