数年前から「絆」が声を大にして叫ばれた反動からか、
こういうカウンターみたいな人が
注目を浴びているのかもしれないなと思った。
蛭子さんの近年の人気ぶりについては、
同調圧力の強いこの社会で
「これだけ自由に生きれたらいいな」という
憧れのアイコンになっているのではないか。
他人のテリトリーには侵入しないと言いながら、
興味のある事柄には、とことん突き詰める好奇心。
その結果、人の嫌がることをよく言う、と指摘される。
この「言動と行動の不一致」にこそ
蛭子さんの人間味を感じて、実に味わい深い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2015年10月21日
- 読了日 : 2015年10月21日
- 本棚登録日 : 2015年8月23日
みんなの感想をみる