全国学力テスト: その功罪を問う (岩波ブックレット NO. 747)

著者 :
  • 岩波書店 (2009年1月9日発売)
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感想 : 5
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まさに教育の上で序列化を図ろうとした、
意図が見え見えの中で始まった全国学力テスト。

しかしそういったテストでも、しっかりとした分析がなされれば、
今後どういった施策ができるのかという展望を持たせてくれる本である。

志水さんのご指摘どおり、
このテストは毎年悉皆ですることに何の意味もなく、
やればやるほど税金の無駄遣いであることがよくわかる。

急仕上げの付け焼き刃の浅い分析で終わらないためにも、
じっくりと分析に取り組み、展望の開けるものになれば、
私もそこまで反対する意思表明する必要もないのかなとも。

現政権下でのまともな取り組みに期待をしたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育専門書
感想投稿日 : 2010年11月23日
読了日 : 2010年11月21日
本棚登録日 : 2010年11月23日

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