関東大震災後の大正の日常系ミステリ短編集かつ、本の内容に触れつつ謎を解く本ミステリ?文体が軽くてサクっと読めた。マイペース気味だけれど勘は良い主人公、物書きの古書店店主、若干性格の悪い双子の子どもとキャラ立ちも良かった。霊媒師の話は千里眼事件絡めてくるかと思ったけれど、あれは明治だったわ…。最後の入れ替わり事件は殺人…でもあったか。永井荷風だけじゃなく他の文豪も出したら面白かったのに。そしてめちゃくちゃ続きがありそうな終わり方だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月17日
- 読了日 : 2021年10月15日
- 本棚登録日 : 2021年10月15日
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