面白かった。
訳のせいかもともとなのか、言い回しがわかりづらいところは多々あったが、
アーキテクチャを設計する上で学びになることもそれ異常に多かった。
以下、まとめ。
市場のニーズとともにシステムが提供するべき機能は変わり続け、技術のイノベーションとともにシステムが使うべき最適なソフトウェア開発エコシステムも変わり続ける。
このような状況で、システムを成長させるためには、さまざまな変化に適応しながら進化できるアーキテクチャが必要である。(「順応同化の精神」)
このような「進化的アーキテクチャ」を実現するためには、アーキテクチャ特性を評価可能にするべきである。
アーキテクチャ特性を評価可能にすることで、
・アーキテクチャ特性が経年劣化することを防げる
・アーキテクチャ特性に即した根拠が明確な決定を行える
アーキテクチャ特性を定量的に評価するための検証手段を、本書では「適応度関数」と呼んでいる。
「適応度関数」をデプロイメントパイプラインに組み込むことで自動的に逸脱を検出できることが最も望ましいが、
手動でもまずはあることが大切、というスタンス。
「適応度関数」は優先度とともに結果を覧化しておくことで、
アーキテクチャ上何が大切かがわかるようになる。
以下、読書メモ。
https://github.com/takeoverjp/booklog/blob/main/building_evolutionary_architectures.md
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- 感想投稿日 : 2024年4月9日
- 本棚登録日 : 2024年2月7日
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