選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

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  • 文藝春秋 (2018年7月17日発売)
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感想 : 79
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これは考えせられる本です。
出生前診断をめぐる裁判を題材に、医師や病院関係者、子の親、ダウン症の子を持つ親、ダウン症の子本人など、いろいろな人から見た問題点が綴られています。

自分は、これから子を持つ親の立場ではないが、孫のことを考えると他人事ではないと思いました。
この本をきっかけに、みんなが議論できるようになれば、良いのかなと思います。

特にこれから子どもを持つ可能性のある世代の方は必読です。少なくとも自分の中ではどうしたいか時間をかけて悩んでほしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年1月8日
読了日 : 2020年1月8日
本棚登録日 : 2020年1月8日

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