日本で個人的に「メテオニュース」というサイトを運営している主人公が、あるとき人工衛星の周回軌道上で不穏な動きをする物体を発見することから始まり、各国政府を巻き込んで問題を解決する話。
テザーや軌道ホテルなどでてくる素材は実に現実感をもって描写されており作者の技量がかいまみれた。
一方で人物の描写や話の筋が綺麗すぎて予定調和というか、感情移入なんかはしにくく、読後のカタルシスもあまりなかったなぁ。
SF、宇宙ものは好物なんですが・・・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2015年3月15日
- 読了日 : 2015年3月14日
- 本棚登録日 : 2015年3月10日
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