人生は勉強より「世渡り力」だ! (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 204)

著者 :
  • 青春出版社 (2008年6月3日発売)
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本棚登録 : 542
感想 : 75
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1.この本をひと言でまとめると
職人の人付き合い術

2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・勝手に向こうから入ってくる情報は大抵あてにならない(p29)
  勝手に入ってくる情報は誰でも手に入る。それってGoogleで検索すれば済む話ですよね。
・恩を受けるってことはハンディを負うこと(p46)
  対等な立場でなくなるだけでなく、受けた側の人間性を審判されているようなもの。
・言葉は聞くそばから消える (p77)
  人間はいい加減なもの。自分をアピールするには大げさすぎるのでちょうど良い。業績評価面談などでそのように感じた。
・メザシ一匹400円(p84)
  見た目で人を騙せる。イメージというのは怖い。見た目でなく中身が大事。
・レベルアップするには一流のものを見ること(p137)
  普段のレベル(2・3流)では見えて来ない世界が必ず見えると思う。自分の立ち位置、あるべき姿との差を認識するのが重要
・技術じゃ誰にも負けないってのが根っこ(p161)
  誰にも負けないもの、誰よりも詳しいものを持っていれば人から頼られる。基本があってこその「世渡り力」。

3.突っ込みどころ
・名参謀の女房は単なる自分の嫁の自慢にしか聞こえない。結婚前に見分けるのは困難。
・根っことなる技術・腕の磨き方はよくわからない。”勘”という言葉で片付けられてる(技術は盗むものだから敢えて書いてない?)
・小さな企業の社長だからこそできるという内容(義理を欠いた会社とは二度と仕事しない等)が多くサラリーマンの指針になるかは「?」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年12月30日
読了日 : 2009年12月10日
本棚登録日 : 2018年12月30日

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