子どもは判ってくれない (文春文庫 う 19-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年6月9日発売)
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本棚登録 : 987
感想 : 90
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「話を複雑なままにしておく方が、話を簡単にするより『話が早い』(ことがある)」。
「何かが『分かった』と誤認することによってもたらされる災禍は、何かが『分からない』と正直に申告することによってもたらされる災禍より有害である(ことが多い)」。
と著者は述べている。
要約するとそこに行き着くのだが、それでもなお削ぎ落とし過ぎの感にさいなまれる。
様々な気づきを与えてくれる本であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 知識系
感想投稿日 : 2014年4月6日
読了日 : 2014年4月6日
本棚登録日 : 2014年4月6日

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