とくに毛嫌いしていた訳ではないが、単に縁がなく読んでいなかった大沢在昌を初めて読んでみた。
主人公は訳ありの人物を海外へ逃亡させる逃がし屋のリーダー。
警察が出てきて、公安が出てきて、お隣の某国が出てきてと、FBIやCIAといった世界の軍事・諜報ネタではなく、もう少し小さく身近な日本版といった感じか。
読み進むうちに映像が頭に浮かんでくるあたりは作者の文章力によるものだが、映画やテレビドラマの原作になりそうな、映像向きのストーリーといえる印象をうけた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー・サスペンス(日本作家)
- 感想投稿日 : 2009年10月24日
- 読了日 : 2005年12月4日
- 本棚登録日 : 2005年12月4日
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