入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2011年4月8日発売)
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自身のライティング技術が中々向上しないと感じた為、基礎から学ぼうと思い読んだ。

入門編ということもあり、基本的なことであるがライティング技術向上の為に意識すべきことが分かりやすく記載されており、すぐに実践できそうな内容だった。

例えば日本語の特性が、ロジカルライティングに不向きな点であることや、常に読み手の立場になって考えライティングを行うこと。またライティング上達の為にはライティングの数をこなすよりも、考えのプロセスを確り行うことを何度もやることが大事。

日々のメールや毎日10分のピラミッドトレーニングを行なっていくことを決意。

〈要旨〉
・考えるプロセスと書くプロセスを分ける
・読み手の立場になって文章を書く
 →OPQ分析を行い、読み手の疑問を明らかにする
・帰納法、演繹法を用いピラミッドを作る

・一度に覚えられる数は限界がある(7±2)
・要約メッセージは一般論にならないようにする
 →名詞表現、体言止め、あいまい言葉、しりてが接続     
  詞は使用しない
 →メッセージは1つの文章で表現する

・So Whatを繰り返し、構成に問題が無いかチェック
 →帰納法はつなぎ言葉、演繹法は前提をチェック
・and接続詞、しりてが接続詞の多用を極力避ける
 →日本語から外国語に翻訳する場合上記接続詞が
  無ければスムーズに変換できる

・毎日のメールで本書内容を意識し作成する。
 →感謝の言葉にPDF
・毎日仕事で送った/作成した文章を10分以内で
 ピラミッド化する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年4月29日
読了日 : 2020年4月29日
本棚登録日 : 2020年4月29日

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