桂米朝師の対談やコラム、論文等等を集めた上方落語研究書とも言えるような一冊。小噺集、「そってん芝居」の写真付き速記、珍品「古手買」の速記なども収録。
ちょっとペラペラ読むつもりがついつい夢中になって読み進めていました。「落語と私」の文章も載ってたりしましたが、独演会などのプログラムに書かれたコラムや、対談で語られた江戸落語との違いなんかは非常に勉強になりました。よく書かれていた「長屋の花見」と「貧乏花見」の違いなんか、まさに東京と大阪の気性の違いですなあ。上方落語から落語に入った私だからものすごく面白かったです。でもだからこそ、東京の方の落語ももっと勉強しなくちゃな…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
研究書
- 感想投稿日 : 2010年7月27日
- 読了日 : 2010年9月18日
- 本棚登録日 : 2010年7月27日
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