華鬼2 (レガロシリーズ)

著者 :
  • イースト・プレス (2008年10月20日発売)
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感想 : 44
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華鬼の生家に訪れたというか拉致られた神無は思いがけず華鬼と接近することになるが、響の凶刃が神無と華鬼を狙う――
ようよう華鬼2巻を読むことが出来ますた。花物語の方が延々百合カプ禁断の恋のかほりが続くのでいい加減嫌になって逃げてきたというあまり感心しないきっかけの読書でしたが、なんと一日で読めました。もうすごいもりもり読んでしまいました。ネットの方で最後まで読んでいるのですが、さすがに二年前のことだったのでちょうどこの辺りとか結構忘れているので、記憶を取り戻す感じでした。
んが! 何より神無と華鬼が二人きりになりそうだったり神無がかいがいしく華鬼を手当てするだとかそういうところできゅんきゅんしてました。さんざん今まで殺意や敵愾心を向けられすっかり恐怖と焦りしか感じなくなっていたのに、ここにきてそれだけでなくなったのが大きい。無数の傷を見て、華鬼も自分と同じように孤独だったんだと気付く下りが好きです。華鬼の方も神無に愛情のようなものを感じ始めているのもにやにや。固くて遠すぎる二人の距離がこれからどんどん縮まっていくんだなあと先を想うだけでどきどき。ああ、恋っていいね。男女っていいね。
というわけで三巻は明日読みます。また一日で読めるかな?ネットの方と展開が大きく違ってくるとあとがきにありました。楽しみ。と書きつつ、二年前のことだから大分忘れてるんだぜ……あ、もちろん劇場版も楽しみです! なんてったって地元の石川でオールロケですから…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2009年8月25日
読了日 : 2009年8月25日
本棚登録日 : 2009年8月25日

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