紅椿ノ谷 ─ 居眠り磐音江戸双紙 17 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-17 居眠り磐音江戸双紙)

著者 :
  • 双葉社 (2006年3月1日発売)
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感想 : 45
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大役を果たした後に燃え尽きてしまったおこんさん。
周りのみんなが気遣って磐音と湯治に出かけるのですが、普段の威勢の良さは鳴りを潜め、町娘と武士の身分の違いや奉公人の立場から遠慮する様子や、メンタル不調を認めたくないところ、それでも周囲の人の温かさに感謝する気持ちなど、強さと可愛らしさを併せ持つおこんさんの魅力を存分に味わえる作品でした。
ついに磐音と結ばれて、心の病からも回復できて本当に良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年1月14日
読了日 : 2022年1月14日
本棚登録日 : 2022年1月12日

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