散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41) (双葉文庫)

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  • 双葉社 (2012年12月19日発売)
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関前藩の抜け荷と阿片問題の背後には、田沼が10年に渡る工作を磐音を始末する手段に使ったという驚きの背景があった。
それにしても正睦氏の昼行灯の仮面を被った食わせ物ぶりは、居眠り剣法と恐れられる息子に勝るとも劣らない強かさでした。この父にしてこの子ありです。
本筋とは別に、おこんさんが江戸に戻って本来のちゃきちゃきした姿を取り戻した様子も良いです。やっぱりおこんさんはこうでなくっちゃ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年5月13日
読了日 : 2022年5月13日
本棚登録日 : 2022年4月30日

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