ソクラテス先生「正義」の話をしようの巻
「国家」という邦題が付けられているが、
最後まで読めば解説に書かれている通り
「正義」がこの本のメインテーマで有り、
国家論に関しては、その一部だと分かる。
多くの人が指摘しているが、洞窟の比喩や
国家論の「民主制から独裁制が生まれる」
という指摘は現代人も舌を巻く観察眼である。
最後のエルの物語はプラトンの師への想いが感じられ、
輪廻転生の概念がギリシアにも存在することが分かって興味深かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
哲学・宗教
- 感想投稿日 : 2019年1月19日
- 読了日 : 2019年1月19日
- 本棚登録日 : 2018年9月16日
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