徳川家康(24) 戦争と平和の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社 (1988年4月1日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 18
3

大権現様が使命と情との間での葛藤を耐え忍ぶ24巻。

冬の陣が終わり、束の間の平和が訪れるが、
大権現様の平和への祈りと努力も空しく、
戦乱を望む牢人達により時勢は夏の陣へ向かう。
そして秀頼と淀殿も戦いを決意する。

何とかして秀頼と淀殿を助けたいと願う大権現様。
この辺は案外フィクションでは無いかも知れない。
秀頼に居なくなって欲しいと打算で考える一方、
感情では助けたいと願っていた…と、思いたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年2月15日
読了日 : 2014年2月13日
本棚登録日 : 2013年12月26日

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