鉄道と国家─「我田引鉄」の近現代史 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2012年4月18日発売)
3.52
  • (8)
  • (29)
  • (36)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 319
感想 : 40
4

※メモ

【きっかけ】
鉄道関係の仕事の副読本として。

【概要】
鉄道史をたどり様々な路線建設の経緯をたどりながら、政治の関与を紐解く。
海外鉄道輸出についても章が充てられる。

【感想】
帯の「すべての路線は政治的につくられる」というテーゼは当たり前ではあるが、それを前提として距離感を見ていくというのはおもしろい。特に黎明期の軌間論など。
海外輸出についてシステムとしての完結性を担保できることが前提とすると、大雑把に解釈して新興国輸出については基本的にネガティブと受け取れる。(技術協力や事業運営に参加、という話はあるか)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 専門/実用
感想投稿日 : 2014年12月22日
読了日 : 2014年11月21日
本棚登録日 : 2014年12月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする