1996年発行、講談社の講談社文庫。この小説は特に絵が浮かぶ小説という気がする。この小説は政治的な場面がほとんどないだけに、中国風の景色が際立っているような気がする。とくに本文中の歴史蘊蓄はほぼないので、きれいに最後に向かって流れて気持ちいがいい。
あとがき:「漢字のこと語源のこと-あとがきにかえて-」(毎日新聞1991年7月17日)、解説:「解説」藤原正彦、備考:1992年講談社から刊行されたものの文庫版。
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- 感想投稿日 : 2022年3月5日
- 読了日 : 2022年3月2日
- 本棚登録日 : 2022年3月5日
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