2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。12編。ポアロらしい短編集なのではないだろうか。殺人とかの重大な事件(どこまでを重大ととるかにもよるが)は半分もないかな。人探しのほんわかした話も好きである。「ヘラクレスの12の難行」との関りはあるのかもしれないが、神話に詳しくないのでよくわからない。どこか伏線となっていたりするのだろうか?
掲載作:『ネメアのライオン』、『レルネーのヒドラ』、『アルカディアの鹿』、『エルマントスのイノシシ』、『アウゲイアス王の大牛舎』、『スチュムパロスの鳥』、『クレタ島の雄牛』、『ディオメーデスの馬』、『ヒッポリュテの帯』、『ゲリュオンの牛たち』、『ヘスペリスたちのリンゴ』、『ケルベロスの捕獲』、まえがき:「ことの起こり」、解説:「クリスティーと膝掛け毛布」東里夫(作家)、
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- 感想投稿日 : 2023年1月29日
- 読了日 : 2023年1月19日
- 本棚登録日 : 2023年1月29日
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