短編集は長岡さんの得意技ですね。短い中に無駄なく込められた伏線が、分かってても心地よく結論づけられている。私はそんな手法が好きな自分が好きなのかもしれない。死と隣り合わせで、緊迫感があり、臨場感満載の舞台が病院。些細な嘘が事件になり人生を変える話が幾つも連なり、それを端的に纏めたのがこの作品でしょうか。
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- 感想投稿日 : 2020年8月26日
- 読了日 : 2020年8月26日
- 本棚登録日 : 2020年7月14日
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