水産漁業調査船の船医として日本からヨーロッパにかけて航行したときの体験をエッセイにした作品。
高校生に読んで以来、17年ぶりに思い立って読破してみた。どんな内容か全く覚えていなかったので実質初めて読む感覚だったが、自虐的な読み口、どこまで本当でどこまで嘘かわからない内容がすごく新鮮でおもしろかった。17年間の間に私が訪問した場所も増えたことで内容がより入るようになったことも、おもしろさを感じた要因ではないか。1960年頃はまだ海外渡航が珍しい時代だったと思うが、そのなかで海外に対して好奇心を持ちつつ、謙虚な姿勢で過ごされてこられたことに驚く。海外に渡航するにあたり大切な姿勢は、今も昔も不変だと痛感した次第。
文庫本で200ページ超、休日に気軽に読書するのにうってつけの一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年8月5日
- 読了日 : 2019年8月4日
- 本棚登録日 : 2019年8月5日
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コメント 4件
moboyokohamaさんのコメント
2022/04/28
よっしーさんのコメント
2022/04/30
moboyokohamaさんのコメント
2022/05/01
よっしーさんのコメント
2022/05/17