村上龍のエッセイ。
小説はたくさん読んだけれど、初めて買ってみた。
意見の是非はおいといて、相変わらず彼の文章は力強い。
「既成の価値観を当たり前だと思うな」
「常に疑問を持て」
と言う彼のスタンスには大いに賛同する。
あなたも腐りきった現代社会に埋没していないだろうか?
散乱する情報を、ただただ受身になって、何の抵抗もなく受け入れないだろうか?
あなたの「当たり前」は「当たり前」ですか?
あるある大辞典問題もこれに通ずる。
当たり前だが、制作側に多大な責任がある。
しかし視聴者側の私たちにも問題はあるのだ。
テレビが流す情報が100%正しい、100%の正義なんですか?
そんな先入観、価値観はぶち壊そう。
でなければ、あなたはもう終っている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
村上龍
- 感想投稿日 : 2007年10月6日
- 読了日 : 2007年10月6日
- 本棚登録日 : 2007年10月6日
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