歌詞からしておそらくとは思っていた。でたらめに自動書記のごとき筆致に隠された構成力と、それを自ら壊していく表現がたまらなくスリリング。かなり文字数はあろうとみるが、リズムがあるのでページが軽い。
亡くなる直前の手記へ向かう本自体のすさまじさにただ圧倒される。
小説家はだしというよりも、唯一無二の言語表現である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年4月26日
- 読了日 : 2013年4月25日
- 本棚登録日 : 2013年4月25日
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