論理が破綻している。メディア批判のようにすすめながら自分のメディアはそのアンチテーゼになっているように見せて実は同じ穴の貉である。権威の否定を論じながら自己を誇大に権威化する。角川春樹などに見られるような誇大妄想が随所に感じられ、それを角川等のように読者が楽しめるほど内容が突飛ではない。編集者は何を思って出版したのか問いたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年8月9日
- 読了日 : 2012年7月9日
- 本棚登録日 : 2012年6月17日
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