本を開くと、イーハトーヴを流れる風の透明さと、土の匂いと、生い茂る草と、光る花々が見える。詩のことばで書かれた科学のことばは、木の芽のようにやはらかく、時には金剛石のように硬く光る。賢治の「ほんたう」を求めるこころのひたむきさに打たれ、泣きたいような気持ちになります。いつでも傍に置きたい本です。あまりに深く囚われているのでうまくレビューが書けません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学する
- 感想投稿日 : 2013年4月9日
- 読了日 : 2012年12月28日
- 本棚登録日 : 2012年12月28日
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