性に関する、「古代ギリシャではこう考えられていた」という情報の集積。もし私が西洋人だったら、自分の性的欲求や社会的抑圧のルーツを発見できたりして面白く読めたのかも知れないが、いかんせん扱っている情報と自分との距離がありすぎて、あまり興味が持てなかった。基本的に男性同士の恋愛が前提となっていて、女性は主体ある存在として語られないし。もともと二巻は「キリスト教的な肉体」という表題が考えられていたというが、むしろそっちが読みたかったなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学・思想
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年12月27日
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