- われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略
- ウィリアムフォン・ヒッペル
- ハーパーコリンズ・ ジャパン / 2019年10月19日発売
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読了。進化心理学の、とくに人間の社会的な面に焦点を当てた本という感じ。
2024年1月19日
- ファイブスター物語 (5) (ニュ-タイプ100%コミックス)
- 永野護
- 角川書店 / 1992年10月29日発売
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めちゃくちゃ世界観が広がった巻だった。
2024年1月3日
- ファイブスター物語 (4) (ニュ-タイプ100%コミックス)
- 永野護
- 角川書店 / 1991年10月1日発売
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- 天雷様と人間のへそ―平庫ワカ初期作品集― (BRIDGE COMICS)
- 平庫ワカ
- KADOKAWA / 2021年3月8日発売
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マイブロークン・マリコの作者の短編集。
1番最後のが良かったかなぁ。これからまだ伸びる作家だと思う。
2023年12月17日
- ブラッドハーレーの馬車
- 沙村広明
- 太田出版 / -
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近代の入り口あたりのヨーロッパ風世界を舞台にしたエログロ、という当初の想定だったのだろうけれどエロは最初だけで悲哀を間接的に描いた作品。
登場人物の人生の一瞬を切り取った、というような風合いだろうか。状況や時代に翻弄される刹那の感情を描いていて、短いシーンから前後の状況を想像させるのが上手い。
2023年11月5日
- ファイブスター物語 第2巻 2005EDITION (ニュ-タイプ100%コミックス)
- 永野護
- 角川書店 / 2005年2月26日発売
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- ファイブスター物語 (1(1998 edition)) (ニュ-タイプ100%コミックス)
- 永野護
- 角川書店 / 1998年9月30日発売
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ついに手を出してしまったシリーズ。巻末に長い用語集がついてくるタイプの漫画。そして難しい。いつの間にか話の流れが追えなくなっている……。
2023年10月3日
- 推しの肌が荒れた~もぐこん作品集~ (BUNCH COMICS)
- もぐこん
- 新潮社 / 2022年6月9日発売
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短編集。トーンを使わない細かい線のタッチによる作画とテーマの生々しさとか、素朴な画風と日常が中心のストーリーとか、全体のまとまりと調和が良かった。
2023年8月9日
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート(1) (角川コミックス・エース)
- 東條チカ
- KADOKAWA / 2023年7月25日発売
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- ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女 下 (MFC)
- むらかわみちお
- KADOKAWA / 2022年7月23日発売
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この本の評価を書くのは難しい。
大前提として自分はとても好みなのだけれど、ガールズアンドパンツァーのスピンオフとしてはあまりに特殊。ミステリアスで遠回りな言い回しが多くて、画面の密度は高く絵は精緻。百合好きの人とかならすんなり読めるだろうか。
2023年8月7日
- こういうのがいい 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 双龍
- 集英社 / 2023年7月19日発売
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読了。次へのためという感じ
2023年7月31日
- こういうのがいい 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 双龍
- 集英社 / 2023年6月19日発売
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安定の面白さ。緩さの中でもちょっとづつ話が動き出してるけど、これまでの緩さが損なわれないの上手いよね
2023年7月30日
- 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女(1) (角川コミックス・エース)
- 高島雄哉
- KADOKAWA / 2023年2月25日発売
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- こういうのがいい 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 双龍
- 集英社 / 2022年6月17日発売
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- こういうのがいい 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 双龍
- 集英社 / 2021年12月17日発売
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- ジャパン・アヴァンギャルド -アングラ演劇傑作ポスター100-
- 桑原茂夫
- PARCO出版 / 2004年6月29日発売
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- 『沈香学』初回限定DELUXE LIVE Blu-ray盤 (2枚組)(Blu-Ray付)
- ずっと真夜中でいいのに。
- Universal Music / 2023年6月7日発売
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不定形で未完成な学びです。
というわけでずっと真夜中でいいのに。の3枚目のフルアルバム、「沈香学」が発売になり、CDが届くより先に配信が始まってしまった、もっといえばYOUTUBEの配信で全曲聴いてしまったので感想を記念に書き記している。
といってもこのアルバムはシングル未配信曲が3曲のみ(それも一曲目の花一匁は先行デジタル配信が行われている)ということでほとんどは聞き馴染んだ曲のラインナップで、それぞれがタイアップに使われていたりその時期のずとまよを象徴する曲であったりの恐ろしい密度で、聴いている感覚はベストアルバムに近い。
3枚目のアルバムともなると大抵のバンドはこなれてきて初期衝動も丸くなり、コンセプトと技術面のバランスが取れてくるような時期ではあるのだけれど、むしろこのアルバムはサウンドはより先鋭化し、テーマは剥き出しになり、何も総括もできなければ落ち着きどころも見えないままだ。
このバンドのサウンド面での根底を成すのは、懐の広いメロディーだ。歌謡曲〜J POPの延長線上にいながら、ジャンルに対して忠実ではなく型破りな展開やジャンル感の曖昧なパートも多い。
その意図的な曖昧さ、懐の広さに対してアレンジの余地が生じる。同じ曲でもアレンジャーによって、プレイヤーによって味付けは大きく異なるし、音源とアコースティクライブでも、あるいはライブも編成が不定形であるが故に、編成によって大きく表情を変える曲も存在する。
それはサウンド面に留まらない。ACAねが提示した世界観に対して様々なジャンルでアレンジや再解釈が行われる。アニメーターやイラストレーターによるPV、衣装やライブのセット、ファッションやカードゲームのようなグッズとその幅は恐ろしく広い。ここにコスプレやイラストといったファンの二次創作が加わる。
ある面ではボーカロイドや東方以降の二次創作カルチャーの土壌と調和したともいえる。(実際、アレンジャーやアニメーターは二次創作カルチャーの関係者が多い)音楽的にもメロディーや歌詞には確かなポップセンスと大衆性が存在する一方で、サウンドは過度なまでに凝っていて音楽マニア向けでもある。(特にライブは異常といっていいほど大衆性を放棄しているので時間があったら見てほしい)
それらがすべて計算されたものだったのかといえばそうでもないだろう。そのあたりはリリックやライブコンセプトで見え隠れする。ライブグッズのしゃもじは象徴的で、「辛い時も人間はメシをよそわなければならない」ためにしゃもじであるらしいが、そこには辛い時に対する言及はない。
このアルバム一曲目の「花一匁」は、「僕が作るものは 既にあるものじゃーーん」とソングライティングに対する思いが赤裸々に綴られるが、それに対する答えはない。
この精神面での余白はメロディや曲構造にも影響していて、明確な答えや主張を持たない曲の柔軟さはアレンジされ二次創作されていく土壌となっているのではないだろうか。
迷い続けること、完成しないことに対してこのバンドは誠実で、故にまったくこなれることなく、その活動は広まり続けている。ボーカリスト・コンポーザー・リリックメーカーとしてのACAねの実力やバンドメンバー、アレンジャーの実力も、サポートするスタッフのマーケティングの手腕も優れているのだけれど、このバンドを成立させている最大の魅力はこの精神性ではないかと思う。
2023年6月7日
- 日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族 (ハヤカワ文庫 JA ハ 11-2)
- 伴名 練
- 早川書房 / 2020年7月16日発売
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- 直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN
- 佐宗邦威
- ダイヤモンド社 / 2019年3月7日発売
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タイトルに惹かれて買ったのでもっと抽象的な内容かと想像していたけれど、どちらかといえば実践的で幅広い分野に応用できる、直感的な思考方法とそれを具体化していく手法が中心の本だった。
企画・マーケティング的なビジネスのみならずクリエイティブな部分がある仕事全般やクリエイティブそのものに応用できる内容で、具体性が高いのも良かった。
PCDAサイクルって消耗戦になるから限界があるよね、とか現実性の低いアイディアが大きなビジネスになっていくよね、とか自分の普段から思っていることと重なる部分も多くてすんなり読めたけど、そこから突破していくための手法も考えていたもので、企画・マーケティングからクリエイティブ・ディレクションを仕事にしている自分にとって再確認の意味合いが自分にとっては大きい本だった。
2023年4月23日
- 嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA)
- 小川哲
- 早川書房 / 2022年7月6日発売
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巻末の解説ではジャンル横断的と書かれていたけれど、横断というほど何かを強い技術で混ぜているといった印象ではなく、さまざまな要素がそれと感じないほど自然に混ざって成立している作品群だった。
2023年4月20日