前半の文法的な解説は非常にわかりやすい。
後半の「表現技法」はやや難しい。
「中学生からの」とあるが、文章のやり取りが多い大人こそ読んだほうがいい。
かかる言葉と受ける言葉を意識するという考え方は大変重要だと改めて思った。
私もそうだが、一文が長くなる時にどうしてもわかりにくい文書になってしまう。
その時に読む側が混乱する理由は、かかる言葉と受ける言葉の組み合わせがすぐに理解できないから。
なぜすぐに理解できないかというと、それぞれが遠い場所にありそれぞれの間にまた別のかかる言葉と受ける言葉が挟まっているから。
かかる言葉と受ける言葉のセットを明確にすることで伝わりやすい文章になる。
「私は花が咲いたと言った。」という文章より
「花が咲いたと私は言った。」とした方がスッと理解できる。
他にはテンやマルの打ち方・改行のしかたなど知っておくべきことを改めて学ぶことができた。
定期的に読み返したい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月20日
- 読了日 : 2022年12月27日
- 本棚登録日 : 2022年4月8日
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