【ミステリーというより社会派小説】
殺人事件についての証言を様々な人物に語らせるスタイル。真実ではなく証言ベースで語られるため、何が真相か掴めないまま最後の最後に謎解きがされる構造。予想を裏切られる結末自体も良かった。しかしそれ以上に人間が作りだす根拠のない噂話の恐ろしさ、ネット社会の怖さを強く訴える内容に感心した。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月11日
- 読了日 : 2024年2月11日
- 本棚登録日 : 2024年2月11日
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