基礎編と同様に著者の主張する「読者のことを考える」という言葉に全てが集約される。
そして、この本自体が「数学文章作法」のテクニックが詰まった書籍であることで、
二重に得るものがある。
基礎編では書くことに主眼を置いていましたが、
推敲編では書きなおすことに主眼を置いています。
筆者がプログラミングが得意、ということもありその文章内容はどことなく
・リファクタリング
・保守性、可読性の高いプログラム
を連想させます。
例えば
・長い文章を短くする
・語句の吟味
・専門用語
・著者の帽子、読者の帽子
・レビュー
は
・長いメソッドを短いメソッドに分割する
・命名重要
・ユビキタス言語
・実装の帽子、リファクタリングの帽子
・コードレビュー
のように連想できます。
上記のように本書の説明が一番響きやすい層は
ソフトウェア開発者なのかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文章
- 感想投稿日 : 2015年4月13日
- 読了日 : 2015年4月13日
- 本棚登録日 : 2015年4月1日
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