プログラマのキャリア、転職などに関する内容が主。
文化圏が異なることと、著者さんが結構変わった方のようなので
そのまま参考に出来る要素は少なそう。
日本以外も日本のような不条理に満ちた開発現場があるのだな、
という闇を感じることができる。
25 章の Trickle List の話は面白く、
私も真似して導入することにしました。
Trickle = したたり落ちる雫、〈…を〉したたらす の意。
TODO List は すべきことをリスト化し、管理する。
行わなければならないものを明確にし、最小単位に落とし込むことで
集中してリストを消化する。
TODO List の各タスクは、消化すべき対象。
(状況や優先度により破棄することもある)
Trickle List は、長期戦略をリスト化し、状況を把握するためのもの。
リストを目立たせることで脳内に大事なことを忘れずに思い出すトリガーの役割がある。
リストの項目を必ずしも毎日すべて消化する必要はない。
リストはいつでも変更可能。その時々に応じた内容にする。
結城浩先生が使っている「色つき星取表」とやっていることはほぼ同じで、
結城先生の手法の方がより細かい情報を得ることができる。
(頻度を色で表すため)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
システム開発
- 感想投稿日 : 2015年2月23日
- 読了日 : 2015年2月23日
- 本棚登録日 : 2015年1月4日
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