明治新選組 (角川文庫 な 26-1)

著者 :
  • KADOKAWA (1993年11月9日発売)
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感想 : 11

明治五年初冬、浅草蔵前の裏長屋の一室に、男が居を定めた。箱館五陵郭で降伏し、新島に終身刑で送られていたものの、思わぬ赦免状で江戸に移った相馬主計である。彼は常陸笠間藩を脱藩して新選組隊士となり、鳥羽伏見戦争後、各地を転戦、土方歳三の戦死後は新選組隊長を名のっていた。だが、先に逝った者たちを想いつつ日々を過ごそうとした主計には数奇なめぐりあわせが待っていた―。第十回日本エンタテインメント小説大賞を受賞した表題作をはじめ、歴史の闇に埋もれた志ある男たちの姿を描き出す気鋭の傑作歴史小説集。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2010年12月25日
読了日 : 2010年12月25日
本棚登録日 : 2010年12月25日

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