日本版ヴェネツィア、海市という架空の地方のお話。
最初は汀ちゃんが生意気に見えて苦手だった。しかし明にイライラしてきたから気にならなくなった(笑)。でも最後まで読むと、平凡で天然ボケに見えた明に意外な空洞があることが分かり、そのイライラも消えた。最終章は汀視点にしてみればよかったのに。
東日本大震災の、写真を集めて修復するボランティアを思い出した。写真って不思議。
『恩寵』が気に入ったので見かけてすぐ買ったほしおさんだったんだけど長く積んだ…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年1月21日
- 読了日 : 2012年1月21日
- 本棚登録日 : 2011年5月3日
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