妃は船を沈める

著者 :
  • 光文社 (2008年7月18日発売)
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本棚登録 : 1066
感想 : 177
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アリス初読み。
准教授火村英生と推理作家有栖川有栖。火村&有栖川シリーズは、有名なので一度読んでみたいと思っていました。
意外と口が悪い火村先生、結構好みです。

表題から重要人物が察せますが、この人に関係する中編二本で一冊のお話。

『猿の左手』…Holicで知った猿の手が出てきた。犯人の事情にはアタリがついたが、猿の手に関する考察等が絡めてあっておもしろかった。

『残酷な揺り籠』…地震の直後に発覚した殺人事件、なんて、311以降には不謹慎扱いでまぁ見れないだろうなとまず思った。事件も解決もあまり好きなタイプではないが、火村とアリスの掛け合いに微笑ましさを感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説【借り物】
感想投稿日 : 2012年5月20日
読了日 : 2012年5月20日
本棚登録日 : 2012年5月15日

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